北海道・十勝の陸別町は、「日本一寒い町」として知られています。アメダスでは-33.2℃(2000年1月27日)、陸別気象観測所では-35.5℃(1977年2月1日)という記録が残っており、1月・2月は日最低気温の平均値が常に氷点下15℃以下という厳しい寒さです。しばれフェスティバルなど、寒さを逆手に取ったイベントでも知られています。
これほどの寒さの中で暮らす陸別町だからこそ、薪ストーブ・ペレットストーブといった木質バイオマス暖房を検討する方も多いのではないでしょうか。この記事では、陸別町で導入を検討する際に知っておきたいポイントをまとめました。
極寒地で暖房を選ぶときに重視したいポイント
氷点下30℃を下回ることもある陸別町のような地域では、暖房選びで一般的な暖かさだけでなく、次のような点も重視されます。
・停電時にも使えるかどうか:薪ストーブは電気を使わずに稼働できるため、大雪などで停電した際の暖房手段としても注目されています(機種によっては送風ファンなどに電源が必要な場合もあるため、停電時の使用可否は購入前に確認しておくと安心です)。
・燃料の確保のしやすさ:薪は地元の林業関係者から入手できる場合があり、ペレットは燃料の入手ルートを事前に確認しておくと安心です。
・長時間の連続燃焼のしやすさ:厳寒期は日中も暖房を切らない家庭が多いため、燃焼の持続時間や燃料補充の手間も設置会社に相談しておくとよいでしょう。
具体的な機種選びについては、設置会社に現地の気候条件を伝えたうえで相談することをおすすめします。
陸別町で使える補助金はある?
音更町・幕別町・芽室町の記事でもお伝えしたとおり、十勝管内でも自治体ごとに補助金の対象設備は異なります。陸別町についてWeb検索で確認した範囲では、薪ストーブ・ペレットストーブを単体で対象にした補助金は見当たりませんでした。
一方で、陸別町には新規移住者・町内在住者向けの独自の補助制度「陸別町移住定住促進住宅建設等補助事業」があります。ただし、この制度で薪ストーブ・ペレットストーブなどの暖房設備が対象に含まれるかどうかは、公式ページ上に明記されていません。新築で導入を検討している方は、この制度とあわせて陸別町総務課企画・財政室に確認してみることをおすすめします。
補助金の制度内容は年度で変わることがあるため、この記事の内容は執筆時点の情報として参考にしていただき、実際の申請前には必ず最新情報をご確認ください。
十勝エリアの設置会社を探す
陸別町を含む十勝エリアの設置会社は、対応エリア・取扱商材・公式サイトリンクなどを比較表にまとめています。
まとめ
- 陸別町は「日本一寒い町」として知られ、氷点下30℃を下回る記録も残る極寒地
- 極寒地では停電時の対応力や燃料の確保しやすさなど、一般的な暖かさ以外の視点も暖房選びで重視される
- 薪ストーブ・ペレットストーブ単体を対象にした補助金は現時点で見当たらないが、移住定住住宅補助など別制度で相談できる可能性がある
- 補助金情報は年度で変わるため、導入前に必ず町の窓口で最新情報を確認する
