足寄町で薪ストーブ・ペレットストーブの補助金は使える?地元産ペレットと日本一広い町の暖房事情

足寄町のペレットストーブ補助金 アイキャッチ画像 エリア別ガイド

日本一広い町として知られる足寄町。林業や酪農、巨大フキ「ラワンぶき」など地域資源を生かしたまちづくりが盛んな一方、地元産の木質ペレットづくりにも力を入れています。薪ストーブやペレットストーブの導入を検討する際、「町の補助金は使えるのか」も気になるところです。足寄町の制度を確認したので、現時点でわかっていることをまとめました。

足寄町で薪ストーブ・ペレットストーブの補助金は使える?

結論からお伝えすると、足寄町には「ペレットストーブ導入補助金」という専用の補助金制度があります。木質ペレット燃焼器(ペレットストーブ)本体の購入経費の4分の3の額、上限30万円が補助されます。

これまで紹介してきた帯広市・音更町幕別町芽室町・陸別町・池田町本別町では、薪ストーブ・ペレットストーブ単体を対象にした補助金はほとんど見当たりませんでした(帯広市はペレットストーブのみ対象)。それに対し足寄町は、専用の補助金名がついた制度を持っている点で、これまで紹介した十勝エリアの中でも珍しいケースです。

一方で、薪ストーブがこの補助金の対象に含まれるかどうかは、公式ページ上に明記がありません。「木質ペレット燃焼器」という表現から見て、対象外である可能性が高いですが、正確なところは町の窓口へ直接確認することをおすすめします。

足寄町「ペレットストーブ導入補助金」の中身

  • 対象者:足寄町にお住まいで、お住まいの住宅にペレットストーブを設置する方
  • 補助額:購入費用の4分の3の額、上限30万円
  • 担当窓口:足寄町役場 農林課ゼロカーボン推進室ゼロカーボン推進担当(電話:0156-28-3862)

公式ページには受付期間の明記がなく、新築・既存住宅どちらが対象かについても記載がありません。年度によって内容が変わる可能性もあるため、導入を検討する際は、早めに担当窓口へ問い合わせて最新の条件を確認しておくと安心です。

隣接する他エリアとは補助金の内容が異なる

同じ十勝管内でも、自治体によって補助金の有無や対象設備は大きく異なります。帯広市の「新エネルギー導入促進補助金」では木質ペレットストーブが対象(薪ストーブは対象外)ですが、音更町・幕別町・芽室町、陸別町、池田町・本別町では、薪ストーブ・ペレットストーブ単体を対象にした補助金は見当たりませんでした。足寄町のように専用の補助金制度を持つ自治体は、これまで紹介した中では珍しい存在です。「近くの市町村にはなかったから」「隣町にあったから」と思い込まず、必ずお住まいの自治体で確認することが大切です。

地元産ペレット「エコット」と、日本一広い町の資源循環

足寄町は面積1,408.09平方キロメートルと、日本の町村の中で最も広い自治体として知られています。林業と酪農が主要産業で、足寄町螺湾(らわん)地区原産の巨大フキ「ラワンぶき」の産地としても知られています。

こうした森林資源を生かし、足寄町西部の芽登(めとう)地区では、廃校となった旧足寄町立西中学校の校舎を活用した工場で「とかちペレット協同組合」が地元産のカラマツを原料に木質ペレット「エコット」を製造しています。年間約500トンを出荷しており、1999年の九州大学との産学共同研究を出発点に、地元有志のグループ活動を経て2004年に協同組合が発足したという歴史があります。帯広の「満寿屋商店」がペレット石窯を導入し、ピザ教室など地域の食育活動に約20年間・延べ4万人が参加するなど、地域内での資源循環の好例としても知られています。

補助金の有無にかかわらず、こうした地元産ペレットの存在は、足寄町でペレットストーブを検討するうえでのひとつの魅力といえそうです。

新築・リフォームどちらで導入しやすいか

補助金の有無にかかわらず、薪ストーブ・ペレットストーブの導入は、新築時に計画に組み込むほうが、煙突の位置や壁・床の耐熱処理といった工事を無理なく設計に反映できるため、比較的スムーズに進めやすい傾向があります。既存住宅にあとから導入する場合は、間取りや構造によって設置できる場所が限られることがあるため、早い段階で設置会社に現地確認してもらうのがおすすめです。

初期費用やランニングコストの目安については、当サイトの別記事「木質バイオマス暖房の初期費用とランニングコストの目安」でも解説しています。

十勝エリアの設置会社を探す

足寄町を含む十勝エリアの設置会社は、対応エリア・取扱商材・公式サイトリンクなどを比較表にまとめています。

→「十勝エリア 木質バイオマス暖房設置会社 比較表」

まとめ

  • 足寄町には「ペレットストーブ導入補助金」があり、ペレットストーブ本体購入費の4分の3(上限30万円)が補助される
  • 薪ストーブが対象に含まれるかは公式ページ上に明記がなく、要確認
  • 受付期間・新築リフォームの別も明記がないため、導入を検討する際は足寄町役場へ事前に確認する
  • 足寄町は地元産の木質ペレット「エコット」を製造しており、地域資源循環の好例として知られる
  • 同じ十勝管内でも自治体ごとに補助金の内容は大きく異なるため、必ずお住まいの自治体で確認する
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